子どもの話を聞く/話し合う ① New!
人を人が援助する時に大事なことがあります。
それは、両者の関係が左右することです。実質的な関係がよくないと、よかれと思ってやったことも逆効果になることがあります。子どもの場合は10歳以上になると顕著になります。では、10歳までは大丈夫かというと、そんなことはなく表に出にくいだけです。
お子さんとの関係の善し悪しは直感でも分かると思いますが、あなたの気持ち(感情)を調べると明確になります。例えば、面倒くさいなあと感じるようなら序の口で、怒る、カーッとくる、いらいらするの状態で子どもにかかわっている場合は、それだけでよくないことが起きています。
実は、子どもさんの問題でカウンセリングをお受けになる方の大半がこの場合をかかえておいでます。親の感情の問題は実はとても深刻なのです。
もし、このことに心当たりのある方は、どうぞ当所をお尋ねください。
「うちはそこは問題ないわ。」とおっしゃる方も、私たちの考えるいくつかのことに気付いておいでないことがありますので、ご来談をお勧めします。
関係性の土台作りができると、小さいお子さんの場合はそれだけで問題が消えることもしばしばです。