アドラーの治療は、いつも子どもや家庭、学校の中にありました。それは、アドラーが生きた時代において、「争いのない世界を作るには子どもたちに託すしかない。」と考えたからです。
 子どもの問題は成長と表裏一体です。アドラーは、問題を起こしている子どもを見て、「そうしていることがこの子にとって必然なのかもしれないね。」と語ったことがありました。アドラー的に考えると、「その子がその環境に適応(アドラーは「所属」と言いました)するために問題を使用している。」となります。そう考えられたのは、アドラーが「全体論」や「目的論」「使用論」の視点を持っていたからです。

 当所では、アドラー心理学カウンセリングを実施いたします。日常的な子どもの問題から児童思春期や発達の専門領域まで、子どもに関わる問題を扱います。
 また、子ども自身の問題もさることながら、子どもに親がかかわるときに起こる様々な現象についても抜き差しならぬ問題です。
 

 子どもの問題については、まず保護者の方(できればお母さん)がお越しください。小さいお子さんの場合、お母さんが解決の方向が分かっているだけで、多くの問題に対応できるようになります。

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・学校しぶりや不登校
・人間関係の問題/友達とうまくいかない
・思春期の問題(無口になる、行動が心配)
・子どもの特性の問題(過敏、寡黙、多動、神経症)
・ASD、ADHDなど発達特性の問題
・感情の問題
・その他

 カウンセリングはひとつのテーマについて概ね6~8回を想定しています。どんなに長くても10回はかかないのがふつうです。カウンセリングは原則2~4週間の間隔で進んでいきます。初めての方は、まず初回カウンセリングをお受けいただき、継続するかをお決めいただいています。

 お悩みのこと、お困りごとがありましたら、お問い合わせください。