不登校がなくなりません。今では多くの学級で不登校の児童生徒がいる状態になっています。
文科省も学校も、不登校対策をしていることになっていますが、はっきりとした対応策は見い出せているとは言いがたく、対症的対応に終始しているようです。文科省が原則としている「不登校児には登校刺激を与えない」ことや、「受容と共感」に基づいている現状では時間がかかるのでしょう。また、問題だと思っていることがちがうのかもしれません。様々な理由や背景があるのだと思います。親も学校も対応に苦慮しています。
不登校は、学校に相談してほしいと言います。そのために、全国の中学校にスクールカウンセラーが配置されました。直接の関係機関である学校や教育相談機関に相談することを最初に選択される方がごく普通です。
しかし、問題点もあります。その一つは、スクールカウンセラーも教育相談機関もどうしても学校や行政の立場をかかえる点です。不登校は学校に関することで起こっていますから、学校はいわば当事者。取れる方策や扱える事項には限界があります。公平・公正な取り扱いができないかもしれません。完全に子どもの利益の側には立てないことがあるのです。また、学校側にはそもそも譲れないことやできないことがあります。親も学校には話せないことがあります。取り扱えない話題もあります。
もちろん、子どもが再登校する段階になったときには、学校と大いに連携していく必要がありますが・・・。
これまでは、不登校というと学校関係のカウンセラーの仕事でしたが、学校外のカウンセラーが有効な仕事ができる場合があります。それは、上記のしばりがないからです。不登校の最初から学校外にカウンセラーを求めるのは勇気のいることですが、実はとても賢い方法です。
このホームページにたどり着かれたということは、良いことが起こる兆しかも知れません。どうぞ、カウンセリングこどもみらいのカウンセラーをお尋ねください。
そこにはきっと、これまでと違う世界が待っています。
不登校カウンセリングの一般的な流れ(例)
○小中学生の不登校(保護者カウンセリングを中心ですすめます。)
導入面談(保護者)
カウンセリング(保護者)
※お子さんのカウンセリングは子どもさんが希望されたときに行います。
○高校生以上のカウンセリング(ご本人または保護者のカウンセリングを行います。)
導入面談(保護者またはご本人)
カウンセリング(ご本人または保護者)
※高校生以上は、初めからご本人のカウンセリングが可能です。
ご本人のカウンセリングができない場合に、または並行して保護者のカウンセリングを行います。
○いずれもぜひ実践講座をお受け理論の学習もしてください。心理療法の全体像が理解でき未来の対応がよりはっきりと分かるようになります。