
子どもが不登校になったとき、
はじめは”もとに戻さなきゃ”と思います。
でもしばらくするともとに戻すのではないと気付きます。
世の中が同じ方向に向いていたときがありました。
子どもは世間全体に育てられていました。
そんな時代は戻るところがあったのかもしれません。
ところが人口の流動性が高くなってしまった今は、子どもは将来どこに住むか、どんな人と付き合うかは分からなくなりました。子どもが将来就く仕事も今はまだこの世にない仕事かもしれません。
ですから、子どもたちに、彼らが将来必要とする知識や技能や心の持ち方を提供できてない可能性もあるのです。多くの不登校の子どもは、ある意味能力が高く、ある意味敏感で、ある意味意志が強く、危険を察知する能力が高いのかもしれません。
子どもに何か変化が起きたとき、それは悪いことが起きたとは限らないかもしれないのです。
したがって、カウンセリングとはこれまで考えつかなかった新しい視点を手に入れることだったり、新しい知識を得ることだったり、これまでとは違う在り方を創り出していくプロセスなんです。